さく‐てい【策定】
[名](スル)政策や計画をいろいろ考えて決めること。「都市計画を—する」
さく‐どう【策動】
[名](スル)ひそかに計画をめぐらして行動すること。多く、悪いたくらみにいう。「—に乗る」「会社の乗っ取りを—する」
さく‐ぼう【策謀】
[名](スル)はかりごとをめぐらすこと。たくらみ。策略。「クーデターを—する」
さく‐めい【策命】
1 昔、中国で、天子が諸侯・卿(けい)・大夫に下した文書。辞令書。 2 古く、日本で、宣命体で書かれた詔勅。明治以後は、三位以上の贈位に際して与えられた宣命をいう。
さくめい‐し【策命使】
策命2を伝える勅使。
さく‐もん【策問】
昔、中国の官吏登用試験で、策(問題)を与えて経義や政治に関する意見を試問すること。またその試問の文章。策試。
さく‐りゃく【策略】
自分の目的を達成するために相手をおとしいれるはかりごと。計略。「—をめぐらす」
さくりゃく‐か【策略家】
巧みに策略をめぐらす人。また、駆け引きのうまい人。策士。
さく‐れい【策励】
[名](スル)《むち打ちはげます意から》大いにはげますこと。また、大いにはげむこと。「慈悲心に住していたいと—して」〈露伴・連環記〉
策(さく)を講(こう)・ずる
うまく事を運ぶために、いろいろ考える。策を講じる。「万全の—・ずる」