算盤(そろばん)が合(あ)・う
1 計算が合う。「何度やっても—・わない」 2 採算がとれる。「—・わない仕事」
算盤(そろばん)が持(も)て◦ない
採算がとれない。商売にならない。そろばんが合わない。
そろばん‐ぎ【算盤木】
和風建築の基礎工事で、打ち込んだ杭(くい)の上に架け渡した横木。
そろばん‐しぼり【算盤絞(り)】
算盤の珠(たま)を並べたような文様の絞り染め。手ぬぐいに多く用いられた。
そろばん‐ずく【算盤尽く】
何をするのにもまず損得を考え、損をしないようにすること。勘定高いこと。「—でしか動かない人」
そろばん‐ぜめ【算盤責め】
⇒石抱き
そろばん‐だか・い【算盤高い】
[形]損得の勘定に細かい。打算的である。勘定高い。「—・い商人」
そろばん‐だま【算盤珠】
1 そろばんに使ってある珠。 2 勘定。計算。「么麼(どう)いう—でしょうナ」〈魯庵・社会百面相〉
算盤(そろばん)の玉(たま)はずれ
計算した分以外の金。おもてむきでない余分の金。
算盤(そろばん)を置(お)・く
そろばんに玉を置いて計算する。損得の計算をする。