お‐てもと【御手元/御手許】
1 相手を敬って、その手元をいう語。「—の資料をご覧ください」 2 《料理屋などで、客の手元に置くところから》箸(はし)。
おり‐はし【折(り)箸】
《「おりばし」とも》1本の木の枝などを、二つに折り曲げて作った箸。
かい【匙/匕】
《もと貝殻を用いたところから》飯などをすくうもの。しゃくし。さじ。「箸(はし)、—など、とりまぜて鳴りたる、をかし」〈枕・二〇一〉
かき‐すさ・む【掻き遊む】
[動マ四]手すさびにかきまわす。「火箸して(火桶ノ)灰など—・みて」〈枕・一八一〉
かき‐ばし【掻き箸】
嫌い箸の一。食器に口をつけ、箸で食物をかきよせて口に入れること。
か・く【掻く】
[動カ五(四)] 1 指先やつめ、またはそれに似たもので物の表面を強くこする。「かゆい所を—・く」 2 手やそれに似たものであたり一帯にある物を引き寄せたり押しのけたりする。「雪を—・く」「手で...
かざり‐さんぼう【飾り三方】
年始の客に出す三方。熨斗鮑(のしあわび)・昆布を飾った硯蓋(すずりぶた)と白木の箸(はし)をのせる。
かじか・む【悴む】
[動マ五(四)]《古くは「かしかむ」》寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。「手が—・んで箸(はし)が持てない」《季 冬》「—・む手女は千も万も擦る/誓子」
かじや‐ばし【鍛冶屋箸】
鍛冶のときに、焼けた鉄などの金属を挟む器具。金箸(かなばし)。
かた‐ほう【片方】
1 対になっているものの一つ。かたっぽ。かたっぽう。片一方。「手袋を—なくした」 2 片側。「壁の絵が—に傾いている」 3 対立する二つの立場の一方。「—だけの意見を聞くわけにはいかない」 [用...