そそり‐ぶし【そそり節】
遊里を客がひやかしながら歩くときなどに口ずさむ流行歌。投節(なげぶし)など。そそりうた。ぞめきうた。
その‐せつ【其の節】
その時。その折。「—はありがとうございました」
そのはち‐ぶし【薗八節】
浄瑠璃の流派の一。享保年間(1716〜1736)宮古路薗八が京都で創始、2世薗八(宮薗鸞鳳軒(みやぞのらんぽうけん))が大成した。哀艶な曲調で一時期流行したが、現在は古曲の一つに数えられている。...
たいおん‐ちょうせつ【体温調節】
恒温動物で、体温をいつもほぼ一定に調節する作用。大脳にある体温中枢によって支配され、外界の温度が高いときは発汗や呼吸を盛んにして放熱し、低いときは体表の血管を収縮させて放熱を防いだり、筋肉を活動...
たいこう‐せつ【待降節】
イエス=キリストの降誕を待ち、その準備をする教会暦の期節で、11月30日に最も近い日曜日からクリスマスの前日まで。8世紀以後、最初の日曜日が教会暦の一年の初めとなった。降臨節。アドベント。《季 冬》
たいさい‐せつ【大斎節】
⇒四旬節
たい‐せつ【体節】
動物体の頭から尾にかけて周期的に繰り返される構造単位。環形動物・節足動物に典型的にみられ、各体節の中に一つまたは数個の器官が反復して存在する。
たい‐せつ【大節】
1 人の守るべき大きな節操。大切なみさお。君臣・父子・男女などの間における節義。「年猶、壮(わか)しと雖ども、慷慨にして—あり」〈竜渓・経国美談〉 2 国家の存亡にかかわる重大事。
たいようのきせつ【太陽の季節】
石原慎太郎の短編小説。昭和30年(1955)、第1回文学界新人賞、第34回芥川賞受賞。昭和31年(1956)映画化され、作者の弟である石原裕次郎のデビュー作となる。→太陽族
たいりつ‐せつ【対立節】
一つの文の中で、意味の関係上、互いに対等の資格をもって結合している節。「悪人は衰え、善人は栄える」のそれぞれの節の類。