ぶんご‐ぶし【豊後節】
1 浄瑠璃の流派の一。享保(1716〜1736)の末ごろ、都太夫一中の門人、宮古路国太夫(豊後掾(ぶんごのじょう))が京都で創始。特に江戸で流行したが、元文4年(1739)風俗を乱すとの理由で禁...
ぶん‐せつ【分節】
1 全体をいくつかの区切りに分けること。また、その区切り。 2 《articulation》個々の音をはっきり発音すること。また、音声を出すための音声器官の調節や運動。 3 《syllabica...
ぶん‐せつ【文節】
日本語の言語単位の一。文の構成要素で、文を実際の言葉として不自然にならない程度に区切ったとき得られる最小のひとまとまりのもの。文節は、音声上の単位としても特徴をもち、一つの自立語またはそれに付属...
ぶんや‐ぶし【文弥節】
1 古浄瑠璃の流派の一。延宝(1673〜1681)のころ、大坂の岡本文弥が創始。哀調を帯びた旋律が特徴で、泣き節といわれて人気を博したが、宝永年間(1704〜1711)には衰滅。 2 民俗芸能と...
へい‐おんせつ【閉音節】
子音で終わる音節。日本語では、促音・撥音(はつおん)がこれを形成する。「行った[it-ta]」「すんだ[sun-da]」の「行っ」「すん」の類。⇔開音節。
へいけ‐ぶし【平家節】
狂言の謡(うたい)で、平曲めかしてうたう曲節。
ヘバーデン‐けっせつ【ヘバーデン結節】
《Heberden's node》手指の第一関節に生じる、変形性関節症の一種。関節の軟骨が摩耗し、骨棘が形成され、指が動かしにくくなる。痛みを伴うことが多い。加齢に伴う症状で、中年期の女性に多く...
へん‐せつ【変節】
[名](スル)節義を変えること。信念・主義・主張などを変えること。「馬鈴薯党でのちに牛肉党に—したのだ」〈独歩・牛肉と馬鈴薯〉
べいか‐ちょうせつ【米価調節】
米価の暴騰・暴落を防ぐために、政府が米を生産者から買い上げ、消費者へ払い下げを行って、米の価格を調節すること。
ほうかい‐ぶし【法界節】
俗曲の一種。清楽(しんがく)の「九連環」の囃子詞(はやしことば)「不開(ほうかい)」をもとに長崎で発生、明治23〜24年(1890〜1891)ごろに全国に流布した。長崎節。→法界屋