さん‐せちえ【三節会】
宮中で正月に行われた三つの節会。元日の節会、白馬(あおうま)の節会、踏歌(とうか)の節会。
さん‐だいせつ【三大節】
旧制で、三つの祝祭日。四方拝・紀元節・天長節。のち、これに明治節を加えて四大節(しだいせつ)ともいう。
さん‐ついたち【三朔日】
江戸時代、式日とされた、正月元日・6月朔日・8月朔日のこと。元日は新年の賀儀、6月は氷室(ひむろ)の節句、8月は八朔(はっさく)の総登城。三朔(さんさく)。
さん‐の‐きり【三の切り】
1 義太夫節の時代物で、三段目の最終の語り場。ふつう五段からなる1曲の中心となる悲劇的場面で、一座の最高位の太夫が語る。 2 講談などの聞かせどころ。
さんぶ‐けいしき【三部形式】
一つの楽曲が三つの楽節からなる形式。同一または類似の第一部分・第三部分の間に、対照的な性格の中間部が置かれることが多い。三部分形式。
サンボ【(ロシア)sambo】
《samooborana bjez oružija(武器を持たない自己防衛の意)の略》柔道とレスリングとを混合したような格闘技。多数の民族格技をもとに1930年代にソ連で始められたもので、絞め技...
さんみん‐しゅぎ【三民主義】
孫文が唱えた政治理論。国内諸民族の平等と帝国主義の圧迫からの独立(民族主義)、民主制の実現(民権主義)、平均地権・節制資本による国民生活の安定(民生主義)の三原則からなる。1905年、中国革命同...
さんよう‐ちゅう【三葉虫】
三葉虫綱の節足動物の総称。海生で、古生代カンブリア紀からペルム紀にわたって生存。体長はふつう3〜5センチ、体は扁平で多くの体節からなり、頭・胸・尾に分けられ、縦方向も三つに区分される。種類は非常...
サンロケ‐きょうかい【サンロケ教会】
《Igreja de São Roque》ポルトガルの首都リスボンの中央部、バイロアルト地区にあるイエズス会の教会。建造は16世紀。マニエリスム、バロック、ロココ様式が見られる。教会奥のサンジョ...
サージ‐タンク【surge tank】
水力発電所で水圧管と導水路との接合点に設ける水槽。発電所の負荷の急激な変動を調節する。調圧水槽。