せい‐ちょう【声調】
1 話したり歌ったりするときの声の調子。 2 詩歌などの調子。 3 中国語の四声のように、音節の中での高低・昇降の変化で語義を区別する機能を有するもの。広義では、高さアクセントを含む。
せい‐ちょう【正調】
正しい調子。特に、民謡などで伝統的に受け継がれてきた歌い方。「—博多節」
せいちょう‐いんし【成長因子】
生体内において、ある特定の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質の総称。上皮成長因子、神経成長因子、肝細胞増殖因子などがある。増殖因子。細胞増殖因子。
せいちょう‐つう【成長痛】
1 小児期にみられる、一過性の下肢の痛み。診察や検査で異常は認められず、原因は不明。夜間に起こり、翌朝までに消失する。大腿(だいたい)・膝関節(しつかんせつ)・ふくらはぎなどに起こることが多い。...
せいぶつ‐きせつ【生物季節】
生物の活動にみられる季節現象。開花・落葉や鳥の渡り・虫の鳴き始めなど。→不時現象 →生物季節観測
せいぶつきせつ‐かんそく【生物季節観測】
気象庁が実施する観測の一。植物の開花日、動物の初見日・初鳴日などを記録し、季節の移り変わりやその年の天候の状況などをみるもの。全国で観測する規定種目と、その地域での指標となる選択種目とがある。昭...
せい‐ぼ【声母】
中国の音韻学で、1音節における最初の子音をいう。例えば、「官」の中国語音[ɡuan]の[ɡ]など。→韻母(いんぼ)
せい‐めい【清明】
[名・形動] 1 清く明らかなこと。また、そのさま。「—の気」「—な秋月」 2 二十四節気の一。4月5日ごろ。このころ、天地がすがすがしく明るい空気に満ちるという。《季 春》「—の路ゆく媼(ば...
せいめい‐さい【清明祭】
沖縄で、陰暦3月の清明節に墓前で行われる祖先を祭る行事。《季 春》
せいめい‐じょうが【清明上河】
中国の風俗画の画題。清明節でにぎわう北宋の首都汴京(べんけい)(河南省開封(かいほう))の風物を汴河沿いに描いたもの。