せんきょく‐じんたい【仙棘靭帯】
骨盤の坐骨(ざこつ)と仙骨・尾骨をつなぐ靭帯。坐骨棘(ざこつきょく)から起こり、仙結節靭帯と交差し、仙骨下部および尾骨側縁につく。
せんけっせつ‐じんたい【仙結節靭帯】
骨盤の坐骨結節(ざこつせっけつ)と仙骨および尾骨の側縁をつなぐ強大な靭帯。
せん‐じ【煎じ】
1 煎じ出すこと。「二番—」 2 (「煎脂」とも書く)かつお節製造の際、釜底に沈殿した汁をこして煎じつめたもの。調味料に用いる。 3 「煎じ茶」の略。
センチネル‐リンパせつ【センチネルリンパ節】
癌(がん)の原発巣から出たリンパ液が、はじめに流れ込むリンパ節のこと。最初に転移するリンパ節となるため、切除範囲を決める際に重要な指標となる。
せんてんせい‐こかんせつだっきゅう【先天性股関節脱臼】
生まれつき股関節脱臼を起こしている状態。女児に多い。
せん‐ねつ【腺熱】
リンパ節の腫(は)れ・発熱を示す病気。腺熱リケッチア症と伝染性単核症がある。
せんねつリケッチア‐しょう【腺熱リケッチア症】
リケッチアの感染によって、リンパ節の腫(は)れ、発熱、咽頭(いんとう)や結膜の炎症、発疹(ほっしん)などの症状を呈する感染症。
せんびょう‐しつ【腺病質】
体格が貧弱で貧血ぎみの、虚弱で神経質な子供の体質。頸部(けいぶ)リンパ節結核のみられることが多かったところからの称。現在ほとんど用いられない。
せん‐ペスト【腺ペスト】
ペストの代表的な病型。ネズミやノミによるかみ傷からペスト菌が感染し、近くのリンパ節がはれて痛み、次いで全身のリンパ節に広がる。肺ペストに移行することもある。
せん‐りつ【旋律】
音楽の基本的要素の一。リズムを伴った楽音の連続的な連なりで、音楽的な内容をもったもの。節(ふし)。メロディー。