ぶし‐どう【武士道】
日本の武士階級に発達した道徳。鎌倉時代から発達し、江戸時代に儒学思想と結合して完成した。忠誠・勇敢・犠牲・信義・廉恥・礼節・名誉・質素・情愛などを尊重した。士道。 [補説]書名別項。→武士道
武士道(ぶしどう)と云(い)うは死(し)ぬ事(こと)と見付(みつ)けたり
「葉隠」の一節。武士たる者は主君のためには死ぬことも覚悟しなければならない。没我・献身に重きをおく武士道を説いた言葉。
ぶっ‐しょう【物象】
1 物の形。また、自然の姿。「夏のころともちがって、—の明らかな季節もやって来ている」〈藤村・夜明け前〉 2 旧制中学校の教科の一。物理・化学・鉱物学などを総括した名称。
ぶらく‐いん【豊楽院】
平安京大内裏の朝堂院の西にあり、大嘗会(だいじょうえ)・節会(せちえ)・射礼(じゃらい)・競べ馬・相撲などが行われた所。正殿は豊楽殿。
ブラジキニン【bradykinin】
血圧調節および炎症発現に関与するペプチド。血清たんぱくの一部が、組織が障害された結果遊出してくる酵素(カリクレイン)によって分解されて生じる。血管拡張、毛細血管の透過性亢進(こうしん)による浮腫...
ぶり【振り】
[語素] 1 名詞、動詞の連用形に付いて、その物事の状態やようす・ありかたなどの意を表す。語調を強めるとき、「っぷり」の形になることがある。「枝—」「仕事—」「話し—」「男っぷり」「飲みっぷり」...
ブルセラ‐びょう【ブルセラ病】
《(ラテン)Brucella》ブルセラ属細菌の一種の感染による人畜共通の感染症(伝染病)。動物の場合は家畜伝染病予防法により監視伝染病(家畜伝染病)、人の場合は感染症予防法により4類感染症に分類...
ブロック‐りょうほう【ブロック療法】
《block therapy》神経痛、癌(がん)性の疼痛(とうつう)などに対する対症療法の一種。疼痛部位から上行する知覚神経の神経節に局所麻酔薬やアルコールを注入して神経連絡を途絶させて痛みを除...
ぶん【分】
[音]ブン(呉) フン(漢) ブ(慣) [訓]わける わかれる わかる わかつ [学習漢字]2年 〈ブン〉 1 全体をいくつかにわける。別にする。別々になる。「分解・分散・分譲・分担・分配・分...
ぶんか‐しせつ【文化使節】
文化の交流や宣伝を目的として外国に派遣または外国から招聘する使節。学者・芸術家などが多い。