あやめ‐の‐まくら【菖蒲の枕】
端午の節句の夜、邪気を払うまじないに、ショウブを薄紙に包み枕元に置くこと。また、その枕。《季 夏》「きぬぎぬにとくる—かな/青々」
あやめ‐ぶき【菖蒲葺き】
端午の節句の前夜、邪気払いのため軒にショウブをさすこと。
あやめ‐ゆかた【菖蒲浴衣】
端午の節句に着た浴衣。しょうぶゆかた。 [補説]曲名別項。→菖蒲浴衣
あら‐ぶし【荒節】
《「あらふし」とも》カツオの本節や亀節を煮たあと、いぶして寝かせるという作業を繰り返したもの。煮熟(しゃじゅく)によってたんぱく質を凝固させ、煙でいぶすことで雑菌の侵入を防ぐ。黒くタールで覆われ...
あら‐よ【荒節】
祓(はらえ)の式の節折(よおり)の儀で、天皇の身長を測る竹の一。⇔和節(にこよ)。
あられ‐ばしり【踏歌/阿良礼走】
1 踏歌(とうか)の異称。終わりに「万年(よろずとせ)あられ」と繰り返しながら退出したことからいう。 2 練歩(れんぽ)の一。節会(せちえ)のとき、内弁などが足早に去る歩き方。
あり‐あわ・せる【有り合(わ)せる/在り合(わ)せる】
[動サ下一][文]ありあは・す[サ下二] 1 たまたまそこにある。「—・せた紙に書く」 2 ちょうどその場にいる。居あわせる。「折節御前に、豊田隼人といふ大目付—・せ」〈浮・伝来記・三〉
アリラン
《(朝鮮語)。伝説上の峠の名という》朝鮮民謡の一。朝鮮半島各地にあり、哀調を帯びた節回しで、失恋を歌ったものが多い。
アルドステロン【aldosterone】
副腎皮質ホルモンの一。コレステロールから生合成され、アンギオテンシンによって分泌が促進される。腎臓の尿細管などに作用して、ナトリウム・水分の再吸収、カリウム再吸収の抑制、燐酸(りんさん)の排泄(...
あわ‐おどり【阿波踊(り)】
徳島市を中心にして行われる盆踊り。数十人が連(れん)といわれる組をつくって、阿波よしこの節と、急調の三味線、囃子(はやし)に合わせ、姿態をくねらせて練り踊る。《季 秋》