たけ‐かご【竹籠/竹籃】
細い竹や細く割った竹を編んで作ったかご。
たて‐かご【立て駕籠】
出発地から目的地まで通して雇う駕籠。通し駕籠。「—ならべて、男ざかりの若い者乗りちらして通りける」〈浮・織留・四〉
たまぎく‐どうろう【玉菊灯籠】
玉菊の追善のため新吉原で引手茶屋の軒ごとに掛け連ねた盆灯籠。年中行事の一つとなった。
たれ‐かご【垂れ駕籠】
左右に藺(い)むしろを垂れ下げた小形のかご。
たろべえ‐かご【太郎兵衛駕籠】
違っているようにみえても結果は同じことの意。江戸時代、寛政(1789〜1801)末から文化(1804〜1818)年間にかけての流行語。駕籠かきの太郎兵衛が泥酔して駕籠に乗ったが、底を抜いてやはり...
だき‐かご【抱(き)籠】
「竹夫人(ちくふじん)」に同じ。
ちゃ‐かご【茶籠/茶籃】
茶器を入れるかご。
チョンロン【蒸籠】
《(中国語)》中国の蒸し器。主に、木の枠に編んだ竹を組み込んだもの。中華鍋(なべ)にのせて用いる。
つきぎり‐かご【月切り駕籠】
江戸時代、駕籠を常用する資格のない小身の旗本や諸家の臣などが、願い出により、5か月を期限として駕籠の使用を許されたこと。
つぎ‐かご【継ぎ駕籠】
江戸時代、街道の宿場ごとに乗り替えていく駕籠。