つぎ‐かご【継ぎ駕籠】
江戸時代、街道の宿場ごとに乗り替えていく駕籠。
つくり‐にわ【造り庭】
庭師などの手を加えて風情(ふぜい)のあるようにつくった庭。「—の灯籠の灯影」〈秋声・足迹〉
つけ‐だ・す【付(け)出す】
[動サ五(四)] 1 帳簿などに記しはじめる。「家計簿を—・す」 2 荷物を馬などの背につけて送り出す。「木曽へ木曽へと—・す米は」〈民謡・伊那節〉 3 相撲で、番付に名を追加して載せる。「幕下...
つじ‐かご【辻駕籠】
町の辻などに待っていて客を乗せる駕籠。町駕籠。
つつしみ【慎み/謹み】
1 慎むこと。控えめに振る舞うこと。「—のない人だ」「—を忘れた行為」 2 江戸時代、武士や僧侶に科した刑罰の一。家の内に籠居(ろうきょ)して外出することを許さないもの。謹慎。 3 物忌み。斎戒...
つづら【葛/葛籠】
1 (葛籠)ツヅラフジの蔓(つる)で編んだ、衣服などを入れる箱形のかご。のちには竹・檜(ひのき)の薄板で編み、上に紙を張って柿渋(かきしぶ)・漆などを塗った。つづらこ。 2 襲(かさね)の色目の...
つづら‐こ【葛籠】
「葛籠(つづら)1」に同じ。
つな‐ばし【綱橋】
渓谷や絶壁などを横切って綱を張り渡し、木台・籠(かご)・車などをつるして人や荷物を乗せ、一方からたぐり寄せて他方へ渡したもの。
つまご【妻籠】
長野県南西部、木曽郡南木曽(なぎそ)町の地名。近世は中山道の三留野(みどの)と馬籠(まごめ)の間の宿駅。当時の町並みの保存・復元が行われている。
つまごみ‐に【夫籠みに/妻籠みに】
[連語]《「ごみ」は上二段動詞「こ(籠)む」の連用形の音変化》つまをこもらせるために。つまごめに。「—八重垣作るその八重垣を」〈記・上・歌謡〉 [補説]一説に、夫婦ともにの意ともいう。