み‐ぶくし【御掘串】
「掘串(ふくし)」の美称。「籠(こ)もよみ籠持ちふくしもよ—持ち」〈万・一〉
みみ‐たぼ【耳朶/耳埵】
「みみたぶ」の音変化。「—が火の如くかっと真紅(まっか)になり」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
みやこ‐びと【都人】
1 都に住んでいる人。都の人。「—とも覚えぬ事を仰せらるる」〈虎明狂・目近籠骨〉 2 風雅な人。「父に似ずうまれつき—にて、手書き、歌や文このみ習ひ」〈読・春雨・死首の咲顔〉
みょうおう‐いん【明王院】
滋賀県大津市にある天台宗の寺。山号は、北嶺山。開創は貞観元年(859)。開山は相応。比叡山の回峰行者の参籠所となり、葛川修験道の拠点ともなった。 広島県福山市にある真言宗大覚寺派の寺。山号は...
みる【海松/水松】
1 ミル科の緑藻。干潮線から水深約30メートルの岩上に生え、高さ20〜40センチ。体は丸ひも状で二またに分枝を繰り返し、扇状となる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。またみる。《季 春》「汐満ぬ雫...
むし‐き【蒸(し)器】
食べ物を蒸すための道具。蒸籠(せいろう)・御飯蒸しや蒸し鍋など。
むし‐こ【虫籠】
1 虫かご。《季 秋》「乾きたる—の草やあら無沙汰/召波」 2 「虫籠窓(むしこまど)」の略。「源右衛門—より手を出だし」〈浄・堀川波鼓〉
むしこ‐まど【虫籠窓】
虫籠格子を入れた窓。
ムノート【Munot】
スイス北部の都市シャフハウゼンにある円形城塞。ライン川の屈曲部を見下ろす高台に位置し、市街を一望できる。16世紀に建造。1799年、フランス革命戦争の第二次チューリヒの戦いの際、フランス軍が立て...
め‐おや【女親】
母親。おんなおや。「おぼつかなきもの、十二年の山籠りの法師の—」〈枕・七〇〉