よつで‐かご【四つ手駕籠】
4本の竹を四隅の柱とし、割り竹で簡単に編んで垂れをつけた駕籠。江戸時代、庶民用の簡素なもの。
よる‐の‐つる【夜の鶴】
1 夜鳴くツル。 2 《白居易「五弦弾」から》子を思う親の愛情の深さにたとえていう語。焼け野の雉子(きぎす)。夜鶴(やかく)子を思う。→夜鶴(やかく)「—の子を思って籠(こ)の中に鳴く」〈謡・経政〉
らく【絡】
[常用漢字] [音]ラク(呉)(漢) [訓]からむ からまる からめる 1 糸をからめる。「籠絡(ろうらく)」 2 つながる。つなぐ。「絡繹(らくえき)/短絡・脈絡・連絡」 3 漢方で、たての脈...
らくじょうき【落城記】
野呂邦暢の歴史小説。昭和55年(1980)刊行。戦国時代の伊佐早(諫早)領主である西郷氏が、佐賀の龍造寺氏により攻められた際の籠城戦を描く。
らん‐よ【籃輿】
簡単な竹作りの駕籠(かご)。主として山道などに用いるもの。山駕籠。
りゃん‐こ【両個】
《「りゃん(両)」は唐音》 1 2個。二つ。りゃん。 2 《両刀を腰に差しているところから》武士をあざけっていう語。りゃん。「彼(あ)の女の亭主は—さんで」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
りゅう‐とう【流灯】
盂蘭盆(うらぼん)の16日の夜、灯火をともした灯籠(とうろう)を川などに浮かべて流すこと。また、その灯籠。灯籠流し。《季 秋》
りゅうとう‐え【流灯会】
盂蘭盆の灯籠流しの行事。《季 秋》
りゅうとう‐き【竜灯鬼】
奈良興福寺所蔵の、天灯鬼と一対をなす彫像。寄せ木造り。着色。建保3年(1215)康弁作。胴体に竜がからみ、頭上に灯籠をのせる。
りょ【旅】
[音]リョ(漢) [訓]たび [学習漢字]3年 〈リョ〉 1 隊を組んでよその土地へ行くこと。広く、たび。たびびと。「旅館・旅客・旅行・旅情・旅装・旅費/羈旅(きりょ)・逆旅(げきりょ)・行旅...