いそ‐やき【磯焼（き）】
小麦粉に砂糖と醤油、水を加えて練ったものを、ごま油をひいた鍋(なべ)の上で焼き、あんを包んで三角状にたたんだ菓子。
いただき‐もち【戴き餅】
円く平たくした糝粉(しんこ)の餅をくぼめ、小豆餡(あずきあん)をのせたもの。4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に供えた。
いちょう【銀杏／公孫樹／鴨脚樹】
１ イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)...
いっ‐ぷく【一服】
［名］(スル) １ 茶やタバコを1回のむこと。また、その量。 ２ 茶やタバコをのんで、休息すること。ひと休み。「ここらで—しよう」 ３ 粉薬1回分。「朝夕—ずつ服用」 ４ 取引相場で、相場がしば...
いと‐ごんにゃく【糸蒟蒻】
《「いとこんにゃく」とも》細くひものように切ったこんにゃく。また、しらたき同様、こんにゃく粉をこねて湯の中に細く突き出して固めたものもいう。
いなか‐じるこ【田舎汁粉】
つぶし餡(あん)で作った汁粉。→御膳汁粉(ごぜんじるこ)
いなか‐そば【田舎蕎麦】
粗くひいたそば粉でつくった、色が黒く香りの高いそばきり。
いまがわ‐やき【今川焼（き）】
小麦粉を水でとき、太鼓形の焼き型に流し込み、小豆餡(あずきあん)を入れて焼いた菓子。江戸神田今川橋辺りで売り出されたという。大判焼き。太鼓焼き。巴(ともえ)焼き。《季 冬》
いも‐ちゃしゃく【芋茶杓】
茶道具の茶杓の一。もとは中国の唐宋時代の象牙(ぞうげ)の薬さじで、日本に渡来して茶杓に使われた。先が笹の葉状で、柄の末端に薬を粉末にする小球がついている。芋の子茶杓。芋の葉茶杓。
いも‐もち【芋餅】
ゆでたり蒸したりした芋をつぶし、餅米や片栗粉と合わせてこね、焼いたもの。ジャガイモ・サツマイモ・サトイモなど、地域によりさまざまな芋が用いられる。
