ばん【番】
[名] 1 順送りに入れ替わって事に当たること。順番。「話す—が来る」「診察を受ける—を取る」 2 注意して見張ること。また、その役。番人。「荷物の—をする」「寝ずの—」「店—」 3 ある分野...
ばん【番】
[音]バン(慣) [訓]つがい つがう [学習漢字]2年 1 交代に事を行うこと。「勤番・週番・順番・上番・先番・当番・非番・輪番」 2 順序や回数を示す語。「番外・番号」 3 番号。「番地/局...
ばん‐ギセル【番ギセル】
日常用の粗末な長キセル。タバコ入れに入れる携帯用のものと区別していう。
ばん‐ぐそく【番具足】
番兵用などの粗末な具足。
晩食(ばんしょく)以(もっ)て肉(にく)に当(あ)て安歩(あんぽ)以(もっ)て車(くるま)に当(あ)つ
《「戦国策」斉策上から》遅い時間に腹をすかして食事をすれば粗末な食べ物も肉のようにうまく、ゆっくり歩けば車に乗らなくても疲れることはない。貧しくとも清く正しい生活をすれば、常に満ち足りた心でいる...
ばんじょう‐がさ【番匠笠】
《大工が用いたところから》竹の皮で作った粗末な大ぶりの笠。ばっちょうがさ。ばっちがさ。
ひさ・ぐ【鬻ぐ/販ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ひさく」》売る。商いをする。「粗末なおもちゃの類を—・ぐ家々などが見られる」〈藤村・春〉
ひ‐はく【菲薄】
[名・形動]粗末で劣っていること。才能などの乏しいこと。また、そのさま。「蘇蘭(スカツトランド)人民の産業甚だ—なりしもの」〈中村訳・西国立志編〉
ひやめし‐ぞうり【冷(や)飯草履】
緒も台もわらで作った粗末なわら草履。
ふじ‐ごろも【藤衣】
1 藤づるの皮の繊維で織った粗末な衣服。ふじのころも。「穂にもいでぬ山田をもると—稲葉の露にぬれぬ日ぞなき」〈古今・秋下〉 2 麻布で作った喪服。ふじのころも。「—露けき秋の山びとは鹿のなく音(...