けい‐とう【鶏痘】
ニワトリやウズラがかかる急性伝染病。ポックスウイルス科アビポックスウイルス属のDNAウイルスによって引き起こされる痘瘡(とうそう)で、皮膚や粘膜にできものが現れる。家畜伝染病予防法で定められた届...
けっかんせい‐ふしゅ【血管性浮腫】
皮膚や粘膜の限られた範囲にできる浮腫。唇やまぶたに好発し、必ずしもかゆみはなく、数日以内に消える。1882年にドイツの内科医クインケ(H.I.Quincke)が報告したことから、クインケ浮腫とも...
けっ‐ぱん【血斑】
皮膚・粘膜の組織中に出血することによって起こる、紅色から黒紫色の斑点。
けつ‐まく【結膜】
まぶたの裏と眼球の表面を覆っている無色透明の粘膜。
げっ‐けい【月経】
思春期以後の女性で、卵巣周期に伴う性ホルモンの変化により子宮粘膜が周期的に変化し、受精卵の着床がないと、平均28日ごとに内膜が剝離(はくり)して出血すること。数日間持続する。月のもの。生理。経水...
こうくう‐がん【口腔癌】
口腔内に発生する悪性腫瘍(しゅよう)。部位により、歯肉癌・舌癌・口底癌・頰(きょう)粘膜癌・口唇癌などがある。
こう‐こうがい【硬口蓋】
口蓋の前方の3分の2を占める部分。粘膜に覆われ、深部に上顎骨(じょうがくこつ)・口蓋骨がある。→軟口蓋
こうてい‐えき【口蹄疫】
ウイルス性伝染病の一つ。豚・牛・水牛・羊・山羊・鹿・猪・ラクダ・トナカイなど偶蹄類の動物およびハリネズミ・ゾウなどが感染し、口腔の粘膜やひづめの間の皮膚などに水疱を生じる。国際獣疫事務局(OIE...
こうない‐えん【口内炎】
口腔の粘膜や舌、歯肉などの炎症。口炎(こうえん)。
コレシストキニン‐パンクレオザイミン【cholecystokinin-pancreozymin】
十二指腸の粘膜の細胞から分泌されるホルモン。消化酵素に富む膵液(すいえき)の分泌を促し、また胆嚢(たんのう)を収縮させるので、胆汁の排出が促進される。胆嚢の機能検査に利用。コレシストキニンとパン...