せい‐すい【精粋】
まじりけのないこと。また、選び抜かれたすぐれたもの。「日本料理の—を賞玩する」
せい‐ずい【精髄】
物事の本質をなす最も重要な部分。「和歌の—を究める」
せい‐せい【精製】
[名](スル) 1 十分に念を入れてつくること。「材料を選び—した品」 2 まじりものを除いて、純良なものをつくりあげること。「原油を—する」
せい‐せい【精誠】
《「せいぜい」とも》まじりけのないまごころ。純粋な誠実さ。「古くからの土地の神に、—をいたしていた」〈柳田・山の人生〉
せいせい‐えん【精製塩】
ふつう、食卓塩または食塩として売られている塩。電気分解によって塩化ナトリウムの含有量が99.5パーセント以上にしてある。→自然塩 →塩角
せいせい‐オリーブオイル【精製オリーブオイル】
酸度が高く、そのままでは食用に適さないバージンオリーブオイル(ランパンテオリーブオイル)を化学的に処理し、酸度を0.3パーセント以下にしたもの。→ピュアオリーブオイル
せいせい‐めん【精製綿】
原綿に付着している不純物や脂肪分を取り除き、消毒した綿。脱脂綿。
せい‐せん【精選】
[名](スル)多くの中から良いものをよりすぐること。えりぬき。「—した原料」
せい‐せん【精銭】
撰(え)り銭(ぜに)によって選びとられた良質の銭貨。
せいせん‐き【精選器】
農作物の種実と、もみ殻などの夾雑(きょうざつ)物とをより分けるための器具。箕(み)・唐箕・ふるい・千石通しなど。