せい‐び【精微】
[名・形動]くわしく緻密であること。また、そのさま。「—な絵図」
せい‐び【精美】
[名・形動]細かいところまで行き届いて美しいこと。純粋で美しいこと。また、そのさま。「人の品行は、無数の—なる事物に由りて、感化甄陶(けんとう)せらるることなり」〈中村訳・西国立志編〉
せい‐びょう【精兵】
1 弓を引く力の強いこと。また、その者。⇔小兵(こひょう)。「競(きほふ)はもとより勝(すぐ)れたる強弓(つよゆみ)—、矢継早の手きき」〈平家・四〉 2 「せいへい(精兵)」に同じ。「—アマタ討...
せい‐ぶん【精分】
1 精神や気力のもと。「—ノ付ク薬」〈和英語林集成〉 2 精力のもととなる栄養物。 3 純粋の成分。
せい‐へい【精兵】
えりすぐった強い兵士。せいびょう。
せい‐ほう【精包】
渦虫類・ヒル類や頭足類・有尾類・ダニ類・昆虫類の一部の雄がもつ、生殖器の付属腺の分泌物からつくられた鞘(さや)。中に精子を入れ、これを雌に渡して受精を行う。精球。精莢(せいきょう)。
せい‐ぼう【精紡】
紡績の最後の工程で、粗紡した糸を一定の長さに伸ばしながらよりをかけ、必要な太さ・強さ・弾力をもった糸にすること。→粗紡
せいぼ‐さいぼう【精母細胞】
精子の形成過程で生じる雄性生殖細胞の一つ。精巣内で精原細胞が有糸分裂を繰り返して増殖したもの。減数分裂して4個の精細胞になる。
せい‐ま【精麻】
タイマの茎を煮たのちに、余分な表皮を取り除き乾燥させたもの。
せい‐まい【精米】
[名](スル)玄米をついて外皮を取り除き、白くすること。また、白くしたその米。しらげよね。「七分づきに—する」