せいろつうか‐しょうがい【精路通過障害】
精子の通り道である精路の欠損や閉塞により、精子が尿道まで到達できない状態。男性不妊症の原因の一つ。
せい‐ろん【精論】
[名](スル)詳しく論ずること。また、その論。「要するに罪名を—して益々軽律に処し給う仁旨に出ず」〈吉岡徳明・開化本論〉
精(せい)を入(い)・れる
心身の力を込める。精力を注ぐ。念入りにする。「—・れて車を押す」
精(せい)を出(だ)・す
精いっぱい働く。こつこつ物事をする。「仕事に—・す」
精(せい)を励(はげ)ま・す
熱心につとめ励む。「八代将軍吉宗—・し治を計り」〈田口・日本開化小史〉
そう‐じ【精進】
「そうじん」の撥音の無表記。「—などせざらむ人々は、便(びん)なくや」〈狭衣・二〉
そうじ‐もの【精進物】
「しょうじんもの(精進物)」に同じ。「—のいとあしきをうち食ひ」〈枕・七〉
そう‐じん【精進】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうじん(精進)」に同じ。「御—にて、明け暮れ行ひておはす」〈源・須磨〉