せいげん‐さいぼう【精原細胞】
精子が形成される初期段階の細胞。精巣中にあり、有糸分裂を繰り返して精母細胞となり、減数分裂を行って精細胞となる。精祖細胞。
せい‐こう【精工】
[名・形動]細工がこまかく、たくみなこと。また、そのさま。「貝細工巧に鳥獣を形し、…当今の—と為す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
せい‐こう【精巧】
[名・形動]仕組みが細かくよくできていること。また、そのさま。「—なからくり」
せい‐こう【精鉱】
鉱石中の不純物を除去し、製錬に適するように品位を高めた鉱石。
せい‐こう【精鋼】
精錬した鋼鉄。
せい‐こく【精穀】
[名](スル)穀物を精白すること。
せい‐こん【精根】
精力と気力。物事を成し遂げようと集中した体力と精神力。「—尽き果てる」
せい‐こん【精魂】
たましい。精神。「—込めて作り上げる」
せい‐ごう【精好】
1 細かいところまでよくできていること。 2 「精好織り」の略。
せいごう‐おり【精好織(り)】
中世以来、公家や武家に用いられた絹織物の一種。縦糸に練り糸または生糸を密にかけ、横糸に太い生糸を織り入れて固く緻密(ちみつ)に織った平絹。神主の祭服や袴地(はかまじ)に使う。