うり‐よね【売り米/糶】
貯蔵してある米を時機をみて売り出すこと。また、その米。⇔買い米(よね)。
せ‐どり【競取り/糶取り】
同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人。→背取り
せり【競り/糶り】
1 せること。きそうこと。 2 競売。せりうり。「—にかける」
せり‐あい【競(り)合い】
1 互いに競争すること。「終盤での激しい—」 2 敵味方が接近して戦うこと。せりあいいくさ。 3 言い争うこと。口論。「嫁姑ノ—」〈和英語林集成〉
せり‐あ・う【競(り)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに競争する。きそいあう。「ゴール寸前まで—・う」 2 争う。戦う。「大砲数発打出して双方烈しく—・うたる其音」〈染崎延房・近世紀聞〉 3 口論する。口げんかをする。「...
せり‐あ・げる【競(り)上げる】
[動ガ下一][文]せりあ・ぐ[ガ下二]競売で、買い手が入手しようとして値段をつり上げる。「互いに譲らず値を—・げる」
せり‐いち【競(り)市/糶り市】
競り売りで品物を売買する場。「馬の—が立つ」
せり‐うり【競(り)売り/糶り売り】
1 売り主が、複数の者に対して目的物の買い受けの申し出を口頭でさせ、最高価額の申し出をした者に承諾を与える売買契約の方法。売り手が最初に高値で呼びはじめ、買い手が出るまで呼び値を下げていく方法も...
せり‐おと・す【競(り)落(と)す】
[動サ五(四)]買い値を競り合って、その品を手に入れる。「ルノワールの絵を—・す」
せり‐か・つ【競(り)勝つ】
[動タ五(四)]せり合って勝つ。「一点を争う大接戦を—・った」