きい‐はんとう【紀伊半島】
近畿地方の太平洋側に突き出た、日本最大の半島。紀ノ川と櫛田(くしだ)川とを結ぶ中央構造線から南をいう。林業・木材加工業・水産業が盛ん。景勝地が多い。
きおい‐ざか【紀尾井坂】
東京都千代田区紀尾井町にある坂。江戸時代には紀伊・尾張・井伊の3藩の屋敷があった。明治11年(1878)大久保利通が暗殺された所。清水(しみず)坂。
きかしゅう【紀家集】
平安前期の漢詩文集。紀長谷雄著。延喜19年(919)、大江朝綱が第14巻を書写したことが知られる。
き‐げん【紀元】
1 歴史上の年数を数えるときの基準。また基準となる最初の年。現在、世界的に行われているのはキリスト降誕の年を元年とする西暦(西紀)であるが、イスラム教徒は、ムハンマド(マホメット)がメッカからメ...
きげん‐すぎ【紀元杉】
鹿児島県屋久島に自生する屋久杉の巨木。樹高19.5メートル、推定樹齢3000年。
きげん‐せつ【紀元節】
四大節の一。明治5年(1872)、日本書紀の伝える神武天皇即位の日に基づいて制定された祝日で、2月11日。昭和23年(1948)廃止されたが、昭和41年(1966)から「建国記念の日」として復活...
きげん‐ぜん【紀元前】
紀元元年より以前。現在、一般には西暦紀元元年以前をいい、B.C.(Before Christ)で表す。
き‐こう【紀綱】
《「紀」は細い綱、「綱」は太い綱》国家を治める上で根本となる制度や規則。綱紀。
き‐こう【紀行】
旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章。紀行文。「東関—」
きこう‐ぶん【紀行文】
「紀行」に同じ。