きせい‐ほんせん【紀勢本線】
三重県の亀山から新宮(しんぐう)を経て和歌山市に至るJR線。紀伊半島を海岸沿いに走る。昭和34年(1959)全通。全長384.2キロ。
きたん‐かいきょう【紀淡海峡】
和歌山市加太(かだ)と淡路島の由良(ゆら)の間にある海峡。紀伊水道と大阪湾をつなぎ、中央に友ヶ島がある。友ヶ島水道。
き‐でん【紀伝】
1 人物の一代の事績を記録した書物。 2 「紀伝体」の略。 3 「紀伝道」の略。
きでん‐たい【紀伝体】
歴史記述の一形式。本紀(ほんぎ)(帝王の年代記)・列伝(臣下の伝記)・志(社会の現象)・表(年表や系譜など)から成るが、本紀と列伝が中心なのでこの名がある。「史記」に始まり中国の正史形式の標準と...
きでん‐どう【紀伝道】
律令制の大学寮での四道の一。中国の史書・詩文を学ぶ学科。初め文章道(もんじょうどう)とよばれたが、平安時代に入って紀伝道が公称となり、四科の中で最も重んぜられるようになった。
きでん‐はかせ【紀伝博士】
大学寮で紀伝道を教えた博士。
き‐ねん【紀年】
ある紀元から数えた年数。
きのかわ【紀の川】
和歌山県北部、紀ノ川中流域にある市。モモ・イチゴなどの果樹栽培が盛ん。平成17年(2005)11月、打田町・粉河(こかわ)町・那賀町・桃山町・貴志川町が合併して成立。人口6.6万(2010)。
き‐の‐かわ【紀ノ川】
奈良県の大台ヶ原山に源を発し、和歌山県北部を西流して紀淡海峡に注ぐ川。長さ136キロ。上流の奈良県内は吉野川とよぶ。 有吉佐和子の長編小説。昭和34年(1959)発表。紀州和歌山を舞台に、3...
きのかわ‐し【紀の川市】
⇒紀の川