つの【角】
1 動物の頭部に突き出た、堅い骨質や角質のもの。「牡鹿(おじか)の—」 2 物の表面などに突き出ているもの。とがったもの。「かたつむりの—」 3 その形相が角を生やした鬼に似るとして、女性の嫉妬...
つる【鶴】
1 ツル目ツル科の鳥の総称。日本では古くから亀とともに長寿の象徴として貴ばれる。大形で、くびと脚が長く、飛ぶときはまっすぐ伸ばし、ゆっくり羽ばたく。羽色は白色・灰青色が主で、頭頂が赤く裸出してい...
つる‐の‐まる【鶴の丸】
紋所の名。翼を広げた鶴を円形に図案化したもの。
てっ‐せん【鉄線】
1 鉄の針金。鉄条。「有刺—」 2 キンポウゲ科の落葉蔓(つる)植物。茎は細く堅い。葉は卵形の小葉からなる複葉。夏、白または紫色で花びら状の萼(がく)を6枚もつ大形の花を開く。中国の原産で、古く...
とう‐うちわ【唐団扇】
1 中国風のうちわ。ひょうたん形または円形で、柄の端の穴にひもを通したもの。軍陣での采配、また相撲で行司の軍配(ぐんばい)として用いた。軍配団扇。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
とも‐え【巴/鞆絵】
《鞆(とも)に形が似ているところからという》 1 湧き出した水がうずを巻いて外へめぐるような形・模様。 2 物が円形を描くように回るようす。「三者が—となって戦う」 3 紋所の名。1を図案化した...
なか‐ぐろ【中黒】
1 記号活字の「・」。縦書きの小数点、同種のものの並列の区切りなどに用いる。中点(なかてん)。 2 ワシの矢羽で、上下が白く、中央に黒い切斑(きりふ)のあるもの。黒い部分の大小によって大中黒・小...
なすび【茄子/茄】
1 ナスの別名。《季 夏》 2 紋所の名。ナスの実・花・葉を組み合わせて図案化したもの。
なでしこ【撫子/瞿麦】
1 ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ...
ななつ‐ぼし【七つ星】
1 北斗七星のこと。 2 紋所の名。白抜きの丸一つを中心に、周りに同じ白抜きの丸六つを並べたもの。 3 マイワシの別名。体側に斑点が並ぶところからいう。