き‐きょう【桔梗】
1 キキョウ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は長卵形で、裏面がやや白い。8、9月ごろ青紫色の釣鐘形の花が咲く。つぼみのときは風船状をなし、花びらの先が5裂して開く。園芸...
きく‐すい【菊水】
水の流れに菊の花が浮かぶ模様。紋所では楠木(くすのき)氏の家紋が有名。
きっ‐こう【亀甲】
1 亀(かめ)の甲。 2 「亀甲形」の略。きこう。 3 紋所の名。亀の甲をかたどったもの。きこう。 4 「亀甲括弧(かっこ)」の略。
き‐ね【杵】
《「ね」は接尾語》 1 臼(うす)に入れた穀物などをつくための、木製の道具。脱穀や餅つきなどに用いる。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
きょっ‐こう【旭光】
1 朝日の光。旭暉(きょっき)。 2 紋所の名。朝日の光をかたどったもの。
きり【桐】
1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、...
きり‐くち【切(り)口/截り口】
1 物を切った面。切断面。小口(こぐち)。 2 切り傷の口。 3 切る手並み。また、方法。物事を批判したり分析したりするときの、着眼や発想のしかたなど。「新しい—で批評する」 4 封をした袋など...
きり‐に‐ほうおう【桐に鳳凰】
紋所の名。翼を左右に張った鳳凰の下に、桐の葉と花を配して円形につくったもの。
きり‐の‐とう【桐の薹】
1 桐の花軸。 2 紋所の名。桐を図案化したもので、五三の桐、五七の桐などがある。 3 《文様に2を用いたところから》大判・小判・一分金(いちぶきん)などの判金。きりのと。「その時の白菊は—に替...
ぎおん‐まもり【祇園守り】
1 京都の祇園社から出す、鈴のついた守り札。 2 紋所の名。1を図案化したもの。