もん‐しゃ【紋紗】
《古くは「もんじゃ」とも》文様を織り出した紗。
もん‐しょう【紋章】
氏族・家・国・団体などのしるしとして用いる一定の図柄。天文・地文・動植物・器物などを図案化したものが多い。紋。紋所。
もんしょう【紋章】
横光利一の小説。昭和9年(1934)発表。自意識過剰で消極的な知識人山下久内と、行動家雁金八郎との対比を描く。
もんしょう‐がく【紋章学】
紋章の意義・意匠・由来などを研究して、系図・祖先などを明らかにする学問。
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】
シロチョウ科のチョウ。最も普通にみられるチョウで、翅(はね)の開張5、6センチ。翅は白色で、前翅の先端が黒く、前翅に二点、後ろ翅の前縁に一点の黒紋がある。幼虫は菜の青虫・菜種虫などとよばれ、キャ...
もん‐ちょう【紋帳/紋帖】
紋所の見本を集めた本。紋本(もんぽん)。
もん‐ちりめん【紋縮緬】
縮緬地に文様を織り出したもの。
もん‐ぢらし【紋散らし】
紋を一面に散らして文様としたもの。
もん‐つき【紋付】
1 紋所のついていること。また、そのもの。 2 家紋をつけた礼装用の和服。正式は五つ紋とするが、三つ紋・一つ紋もある。紋服(もんぷく)。
もん‐づくし【紋尽(く)し】
1 絵や図柄として、種々の紋柄を描いたもの。 2 遊女の紋を描いて、遊里の案内とした書物。