キャンセラブル‐せいたいにんしょう【キャンセラブル生体認証】
生体情報を暗号化したまま認証を行う生体認証。指紋や虹彩などの生体情報は変えられないため、第三者に情報が盗まれると本人が利用できなくなってしまうが、暗号鍵を変更することで、なりすましや悪用を防ぐこ...
きょ【裾】
束帯の下襲(したがさね)の後ろに長く引く部分。初め下襲と続いていたが、鎌倉時代以後、天皇以外は下襲から切り離してひもで腰につけた。官位により、地紋・長さが異なる。きぬのしり。
きょうげん‐ばかま【狂言袴】
狂言で、太郎冠者および商人・百姓などの役のつける袴。紋散らしの模様がある。半袴。
きょっ‐こう【旭光】
1 朝日の光。旭暉(きょっき)。 2 紋所の名。朝日の光をかたどったもの。
きり【桐】
1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、...
きり‐くち【切(り)口/截り口】
1 物を切った面。切断面。小口(こぐち)。 2 切り傷の口。 3 切る手並み。また、方法。物事を批判したり分析したりするときの、着眼や発想のしかたなど。「新しい—で批評する」 4 封をした袋など...
きりつけ‐もん【切(り)付け紋】
無地の羽織などに、同質の布に描いた紋を切り抜いて貼り付け、まわりを目立たないように縫い留めたもの。正平紋。
きり‐に‐ほうおう【桐に鳳凰】
紋所の名。翼を左右に張った鳳凰の下に、桐の葉と花を配して円形につくったもの。
きり‐の‐とう【桐の薹】
1 桐の花軸。 2 紋所の名。桐を図案化したもので、五三の桐、五七の桐などがある。 3 《文様に2を用いたところから》大判・小判・一分金(いちぶきん)などの判金。きりのと。「その時の白菊は—に替...
きり‐はく【切り箔】
1 金銀の箔を細かく切ったもの。 2 細かく切った金銀の箔を散らす装飾法。巻物・歌集の料紙・色紙・短冊・屏風(びょうぶ)などに用いる。 3 金銀の箔を漆で鳥の子紙に貼りつけ、糸のように細く切った...