あおすじ‐あげは【青条揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)は黒色で、中央に青色の斑紋が連なる帯がある。幼虫はクスノキやタブノキの葉を食べる。岩手・秋田両県から南に分布。くろたいまい。
あか‐あざ【赤痣】
血管に異常があって皮膚に生じた赤い斑紋(はんもん)。先天的なもの。
あか‐たては【赤蛺蝶】
タテハチョウ科のチョウ。前翅(まえばね)は黒色で、中央に逆「山」字形の赤色の斑紋、上端部に数個の白斑がある。後ろ翅は暗褐色で、外縁に橙赤(とうせき)色の帯がある。
あかぼし‐ごまだら【赤星胡麻斑】
タテハチョウ科のチョウ。ゴマダラチョウに似るがやや大形で、後ろ翅(ばね)に赤い眼状紋がある。東アジアに分布。日本では奄美群島に生息。近年、関東でみられるものは大陸から人為的に持ち込まれたものとみ...
あかみみ‐がめ【赤耳亀】
ヌマガメ科のカメ。甲長約30センチで、黄や緑色の斑紋があり、目の後方に赤い模様をもつ。北アメリカに分布。子亀はミドリガメとよばれる。 [補説]令和5年(2023)6月以降、アメリカザリガニととも...
あかめ‐ふぐ【赤目河豚】
フグ科の海水魚。全長27センチくらい。目が赤く、体色は明るい褐色で小黒紋が散在する。内臓の毒は強いが肉は無毒。日本固有種で、房総半島から四国までの太平洋岸に分布。
あがり‐ふじ【上がり藤】
紋所の名。二房の藤の花を、上向きに抱き合わせて輪にした形。→下がり藤
あけび‐このは【通草木の葉】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ、前翅は褐色で枯れ葉に似る。翅を開くと、橙(だいだい)色の地に巴(ともえ)形の黒紋のある後ろ翅が現れる。夜、果実に集まり、汁を吸う。幼虫は芋虫で、アケビ・...
あけぼの‐そう【曙草】
リンドウ科の越年草。山野の水辺に多く、高さ60〜90センチ。葉は長楕円形で対生。夏から秋に、花びらの先に2個の濃緑色の斑紋と黒紫色の細い斑点をちりばめた白い花が咲く。
あげは‐の‐ちょう【揚羽の蝶】
紋所の名。アゲハチョウの側面を図案化したもの。