さい‐しゅ【採取】
［名］(スル) １ 研究・調査などのために、とること。「指紋を—する」 ２ 鉱物や植物、また、貝などを選び取ること。「砂利を—する」
さいぼう‐うんどう【細胞運動】
細胞の示す運動の総称。アメーバ運動、繊毛運動、鞭毛(べんもう)運動、原形質流動や、平滑筋・横紋筋の収縮運動など。
さがり‐ふじ【下がり藤】
１ 花が垂れ下がった藤。 ２ 紋所の名。二房の藤の花を左右に輪形に垂らした形のもの。→上がり藤
さく‐さん【柞蚕】
ヤママユガ科のガ。大形で、翅(はね)は赤褐色または灰褐色で眼状紋がある。中国の原産で、明治年間に日本に輸入された。幼虫の食草はクリ・クヌギ・カシワなどで、野外のクヌギ林で飼育される。繭は蚕のもの...
ささ【笹／篠】
１ イネ科の多年生植物。一般に丈の低いタケ類をいう。山野に群生し、クマザサ・アズマネザサ・ミヤコザサ・ネザサなど種類が多い。葉は長楕円形で先がとがる。かご・ざる、その他細工物を作るのに用いられ、...
ささ‐の‐ゆき【笹の雪】
１ 《なめらかさを笹に積もった淡雪に見立てて》絹ごし豆腐のこと。 ２ 豆腐料理の一。絹ごし豆腐に葛餡(くずあん)をかけたもの。江戸根岸の名物。 ３ 紋所の名。笹に積もった雪を図案化したもの。雪持...
ささ‐りんどう【笹竜胆】
１ リンドウの別名。葉の形が笹に似ているところからいう。《季 秋》 ２ 紋所の名。リンドウの葉を下向きに5枚並べ、上に花を三つ置いた形のもの。村上源氏の定紋。
さし‐ばえ【刺蠅】
双翅(そうし)目サシバエ科の昆虫の総称。小形のハエで、灰黒色、背に黒色の条紋がある。口は針状。牛馬に集まり吸血する。《季 夏》
さし‐ふだ【差（し）札】
組香(くみこう)で、香を聞いた人が鑑定結果を差し入れる札。木や象牙で作り、表に花模様・紋印、裏に一・二・三などと記してある。
さつま‐にしき【薩摩錦】
マダラガ科のガ。体は青緑色、翅(はね)に白・青・橙色の斑紋が散在し、ガの中でも美しく、昼飛性。九州・沖縄など南部にみられる。幼虫はヤマモガシの葉を食う。
