さなえ‐とんぼ【早苗蜻蛉】
1 トンボ目サナエトンボ科の昆虫。体は小形で、田植えのころに出現する。《季 夏》 2 サナエトンボ科の昆虫の総称。一般に中形で、黒色の地に黄色紋がある。サナエトンボ・ウチワヤンマなど。
さば‐ぐも【鯖雲】
巻積雲のこと。鯖の背紋に似ているのでいう。鰯雲(いわしぐも)。鱗雲(うろこぐも)。《季 秋》
さ‐ひつ【左筆】
書を右筆(ゆうひつ)というのに対し、書き絵の模様。ふつう、尻鞘(しりざや)や下鞍(したぐら)などに描かれたものをいい、虎(とら)の斑紋を極彩色に表したものが多い。
さび‐あゆ【錆鮎】
秋の産卵期のアユ。背に鉄錆のような淡い斑紋を生じる。落ちあゆ。《季 秋》
さめ‐こもん【鮫小紋】
鮫の皮のように細かい点で円弧形を重ねた模様を表した小紋。江戸時代には裃(かみしも)に用いられたが、現在は着物に1色染めで用いられることが多い。
サラサ‐ひとり【サラサ灯蛾】
鱗翅(りんし)目サラサヒトリガ科の昆虫。体・翅(はね)とも黄色で、前翅には6本の黒いすじと赤色紋がある。夏に出現し、飛びながらチッチッチと発音する。幼虫はクヌギ・ナラなどの葉を食い、樹幹に袋状の...
サルバドール‐だいせいどう【サルバドール大聖堂】
《Catedral Basílica Primacial São Salvador》ブラジル東部、バイーア州の都市サルバドールにある大聖堂。旧市街のジェズス広場に面する。17世紀後半に建造。聖堂...
さんがい‐がさ【三蓋笠】
《「三階笠」とも書く》馬標(うまじるし)や紋所の名。3層に重なった笠を側面から見た形を図案化したもの。
さんがい‐びし【三蓋菱】
《「三階菱」とも書く》紋所の名。3層に重ねたひし形を図案化したもの。
さんがい‐まつ【三蓋松】
1 枝葉が3層に重なった松。 2 《「三階松」とも書く》紋所の名。1を側面から見た形を図案化したもの。