たては‐もどき【擬蛺蝶/立羽擬】
タテハチョウ科の昆虫。翅(はね)は橙黄色で、前後の翅に大小2個ずつの円紋、外縁に暗褐色の波状紋がある。九州南部以南にふつうにみられる。
タバコ‐が【タバコ蛾】
ヤガ科のガ。翅(はね)は開張約3.5センチ、黄褐色で褐色の波状紋がある。幼虫はタバコ・トマト・ナスなどの新葉を食害する。
たぶ‐やか
[形動ナリ]ゆったりしているさま。「大紋(だいもん)の袖—に座敷へ通れば」〈浄・盛衰記〉
たまな‐やが【甘藍夜蛾】
ヤガ科の昆虫。翅(はね)は開張約5センチで、黒色や暗褐色の紋がある。幼虫は根切り虫といわれ、農作物の大害虫。
たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
丹後地方から産出する縮緬。多くは白生地で、友禅や小紋に染められる。江戸時代、享保(1716〜1736)のころ、絹屋佐平治が西陣の技法を学んで創始したものという。
タータン【tartan】
多くの色を使った格子柄の綾織り毛織物。また、その柄。もと、スコットランドで氏族を表す紋章や儀式用の飾り章に用いられたもの。タータンチェック。
だいみょう‐せせり【大名挵蝶】
セセリチョウ科のチョウ。翅(はね)は黒褐色で、前翅に大小の白紋がある。林縁に多くみられ、花に集まる。幼虫の食草はヤマノイモなど。
だい‐もん【代紋】
やくざの一家を表す紋章。
だい‐もん【大紋】
1 大形の紋。 2 布製の直垂(ひたたれ)の一。菊綴(きくと)じの下に家紋を大きく染め抜いたもの。室町時代に始まり、江戸時代には五位の武家で諸大夫以上の通常礼装となり、長袴を用いた。
だき‐いね【抱(き)稲】
紋所の名。葉のついた稲を左右から丸く向かい合わせた形を描いたもの。