いよ‐すだれ【伊予簾】
1 伊予国上浮穴(かみうけな)郡露峰(つゆのみね)産の篠竹(しのだけ)で編んだ上等のすだれ。いよす。 2 名物の古瀬戸茶入れの銘。小堀遠州の命名による。 3 名物切の名。緞子(どんす)で、細かい...
いり‐ちがい【入り違い】
1 「入れ違い2」に同じ。「小間使の出て行くと—に」〈風葉・青春〉 2 二つのものが互いに入り組んでいる形の紋。ちがい。「—葵(あおい)」
いり‐やまがた【入山形】
1 紋所の名。「入」の字を山形に図案化したものを、二つ左右から打ち違えたもの。 2 遊女の等級の記号に1を用いたもの。吉原細見(よしわらさいけん)に使用。
いろ‐むじ【色無地】
黒以外の一色で染めた、文様のない和服地。また、それで仕立てた着物。家紋を入れて略礼装とすることもある。
いんぺい‐しょく【隠蔽色】
動物の体色で、周囲の色彩の中に埋没してしまい、他の動物から気づかれにくい効果をもつと考えられるもの。ヒョウ・トラの斑紋など。→保護色
ウインドウズ‐ハロー【Windows Hello】
オペレーティングシステムのWindows 10で採用された生体認証。ログイン時にユーザー名とパスワードを入力する従来の認証方法に加え、指紋認証、虹彩認証、顔認証などを利用できる。
うが・つ【穿つ】
[動タ五(四)]《上代は「うかつ」》 1 穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。「雨垂れが石を—・つ」「トンネルを—・つ」 2 押し分けて進む。通り抜けて行く。「石は灌木の間を—・って崖の下へ...
うき‐おり【浮(き)織(り)】
綾などの地紋または二重織物の上紋(うわもん)の横糸を浮かして織ること。また、その織物。古くは浮き文(もん)、のちに唐綾ともいった。うけおり。⇔固織(かたお)り。
うき‐ごり【浮吾里/浮鮴】
ハゼ科の淡水魚。河川・湖沼にすむ。全長約10センチ。体は淡褐色で黒褐色の雲状紋がある。食用。いしぶし。うしぬすびと。
うきよ‐こもん【浮世小紋】
当世風の小紋。特に、江戸時代、貞享・元禄(1684〜1704)ごろに流行した型紙小紋染めの文様。