赤子(せきし)の心(こころ)
《「孟子」離婁下の「大人(たいじん)とは其の赤子の心を失わざる者(ひと)なり」から》生まれたままの純真で、偽りのない心。あかごのような心。
罪(つみ)が無(な)・い
無邪気である。下心などがなく、純真である。「子供は—・い」「罪のない寝顔」
つみ‐つくり【罪作り】
[名・形動] 1 力の弱い者や純真な者をあざむくような行為をすること。また、そのさま。「老人から金を奪うとは—なことだ」 2 仏道にそむき罪になるような行為をすること。また、その人や、そのさま。
どう‐しん【童心】
子供の心。純真でけがれのない心。「—に返る」
はくち【白痴】
《原題、(ロシア)Idiot》ドストエフスキーの長編小説。1868年刊。白痴とよばれるほど純真無垢な魂をもつムイシュキン公爵が、現実の社会の中でその美しい魂を破滅させていくさまを描く。 川端...
ふ‐じゅん【不純】
[名・形動]純粋・純真でないこと。まじりけのあること。また、そのさま。「—な動機」「—異性交遊」 [派生]ふじゅんさ[名]
む‐く【無垢】
[名・形動] 1 仏語。煩悩のけがれを離れて、清浄であること。 2 けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。「—な少女」 3 金・銀などがまじりけのないこと。「金—」 4 和服で、表...