かや‐がみ【紙屋紙】
⇒かみやがみ
かみや‐がわ【紙屋川】
京都市西部を流れる川。鷹峰(たかがみね)山中に源を発し、北野天満宮の西を流れたのち、天神川となって桂川に合流する。[歌枕]
かみやき‐しゃしん【紙焼(き)写真】
フィルムカメラまたはインスタントカメラで撮影し、印画紙に焼き付けた写真。
かみや‐じへえ【紙屋治兵衛】
浄瑠璃「心中天(てん)の網島」の主人公。大坂天満の紙屋の主人で、遊女小春と恋に落ち、貞節な妻おさんの心尽くしもむなしく、小春と心中する。紙治(かみじ)。
かみ‐やすり【紙鑢】
やや厚手の紙や布に、金剛砂やガラス粉を塗りつけたもの。金属の研磨や木工の仕上げなどに使う。研磨紙。サンドペーパー。
かみ‐やつで【紙八手】
ウコギ科の常緑小高木。葉はヤツデに似る。12月ごろ、緑白色の小花を円錐状につけ、黒い実を結ぶ。幹の内部に白い髄がある。髄の薄片を通草紙(つうそうし)とよび、書画用紙や水中花の原料にする。中国南部...
かみ‐より【紙縒り】
「こより」に同じ。
かんこ‐くさ・い【紙子臭い】
[形][文]かんこくさ・し[ク]《「かんこ」は「かみこ」の音変化。近世語》紙などの焦げるにおいがする。焦げ臭い。「火の廻り気を付よ、—・い」〈浄・碁盤太平記〉
かん‐ぶくろ【紙袋】
《「かみぶくろ」の音変化》紙で作った袋。
かん‐や【紙屋】
《「かみや」の音変化》 1 「紙屋院(かみやいん)」に同じ。 2 「紙屋紙(かんやがみ)」の略。