おっ‐て【追って】
[副] 1 近いうちに。のちほど。後日。「結果は—ご連絡いたします」 2 手紙や掲示などで、一応書き終えたあと、さらに書き加えるとき、その初めに置く言葉。なお。付け加えて。
おって‐がき【追って書(き)/追而書(き)】
手紙の本文に付け加えて書くこと。また、その文章。なおなお書き。追伸(ついしん)。二伸。
おっ‐ぱ
《「尾っ端」、または連歌俳諧で懐紙の一折の最後の句をさす「折(お)り端(は)」の音変化という》いちばん端(はし)。物事の結末。最後。「月の—に勘当を親父(おやぢ)付け」〈柳多留・二一〉
おとこ‐な【男名】
1 男の名前。男につける名。「—で出す手紙」 2 昔、男子が元服したときにつける名。えぼしな。
おとこ‐もじ【男文字】
1 「男手(おとこで)2」に同じ。「—の手紙」→女文字 2 「男手3」に同じ。→女文字「言(こと)の心を—に様(さま)を書き出だして」〈土佐〉
おとし‐がみ【落(と)し紙】
便所で使う紙。ちり紙。
おと‐ず・れる【訪れる】
[動ラ下一][文]おとづ・る[ラ下二]《「音連(つ)れる」の意》 1 人やある場所をたずねる。訪問する。「新居を—・れる」 2 季節やある状況がやって来る。「夏が—・れる」「やっと平和が—・れた...
おと‐な・う
[動ワ五(ハ四)]《「なう」は接尾語。2が原義》 1 来訪を告げる。訪れる。「『ハンスルが家はここなりや』と—・えば」〈鴎外・うたかたの記〉 2 音を立てる。「木の葉に埋もるる懸樋(かけひ)の雫...
おど・る【躍る】
[動ラ五(四)] 1 飛び跳ねる。跳ね上がる。「網の中で銀鱗(ぎんりん)が—・る」 2 喜びや期待などで鼓動が激しくなる。わくわくする。「希望に心が—・る」「血湧き肉—・る」 3 激しく揺れ動く...
お‐はなし【御話】
1 話す人を敬って、その話をいう語。また、「話」の美化語。「先生の—をうかがう」「これは、私の郷里の—です」 2 江戸末期、富籤(とみくじ)の当たり番号を印刷した紙。また、それを売る者。「お話」...