かた‐おき【型置き】
型紙を物の上に置き、その上から塗料または染料を塗ってその模様を表すこと。また、それをする人。
かた‐がみ【型紙】
1 洋裁や手芸などで、布を裁つのに用いる形に合わせ、製図して切り取った紙。パターン。 2 小紋・型友禅・紅型(びんがた)などの型染めに使う模様を彫り抜いた紙。型付け紙。
かたがみ‐なっせん【型紙捺染】
型紙を使った手捺染。小紋・型友禅などを染める方法。→捺染
かた‐ぎ【形木/模】
1 物の形を彫った板。その模様を紙やきれに刷って染め付けるのに用いる。 2 「版木(はんぎ)」に同じ。 3 手本。規範。型。「稽古(けいこ)すべき—もなし」〈花伝・二〉
かた・げる【担げる】
[動ガ下一][文]かた・ぐ[ガ下二]《「かた(肩)」の動詞化》 1 肩にのせる。になう。かつぐ。「錆びた鋸と桑剪(き)り鋏とを—・げた彼が」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉 2 負担する。また、負かされ...
かた‐しろ【形代】
1 祭りのとき、神霊の代わりとして置くもの。人形(ひとがた)。 2 陰陽師(おんようじ)・神主などが祓(はら)えや祈祷(きとう)のとき、人間の身代わりとした人形。多く紙製で、これに罪・けがれ・災...
かた‐ぞめ【型染(め)】
染色技術の一。木型・紙型などを用いて染料や糊・蝋などの防染剤を布・紙に刷り込んで染める技法。プリント布地・更紗(サラサ)・紅型(びんがた)・友禅染などが、この方法による。捺染(なっせん)。
かたたいすう‐ほうがんし【片対数方眼紙】
縦・横の一方に常用対数の目盛りをつけた方眼紙。
かた‐だより【片便り】
1 手紙を出しても、相手からは返事が来ないこと。「其の時は—で、今日まで知らずに居たんですよ」〈鏡花・白鷺〉 2 一方からのみ便りをする便宜があること。片便宜(かたびんぎ)。「—なればこの返しも...
カタック【Cuttack】
インド中東部、オリッサ州の都市。1948年まで同州の旧州都。マハナージ川デルタの頂部に位置し、河港をもつ。15世紀から16世紀にかけてヒンズー教のガジャパティ朝の都が置かれた。繊維業、製紙業など...