すてき‐めっぽう【素敵滅法】
[形動]「すてき」を強めた言い方。非常に。「上野の公園の—に広くなりたると」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
すて‐ごろ
素手でけんかをすることをいう隠語。
す‐てっぺん【素天辺】
《「す」は接頭語》 1 物のいちばん高い所。「山の—」 2 最初。まっさき。のっけ。「鍋いかけ—からたばこにし」〈柳多留・初〉
す‐で【素手】
1 手に何も持っていないこと。徒手(としゅ)。「—で敵に立ち向かう」「—でボールをとる」 2 所持品や土産物などが何もないこと。てぶら。からて。「—では訪問しにくい」
す‐どおし【素通し】
1 遮るものがなく、先方がすっかり見通せること。 2 ガラスが透き通っていること。また、そのガラス。 3 眼鏡に度がないこと。またその眼鏡。
す‐どおり【素通り】
[名](スル)立ち寄らずに通り過ぎること。「店の前を—する」「—できない問題」
す‐どお・る【素通る】
[動ラ四]素通りする。「柴囲ふ庵の内は旅だちて—・る風もとまらざりけり」〈山家集・中〉
す‐どまり【素泊(ま)り】
旅館などで、食事をとらないで、寝るだけの宿泊。
す‐なお【素直】
[形動][文][ナリ] 1 ありのままで、飾り気のないさま。素朴。「—なる山家(やまが)育ちのたのもしき所見えて」〈露伴・風流仏〉 2 性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。「—...
す‐ぬい【素縫い】
1 留め結びをしない糸をつけて運針の練習をする方法。また、縫い合わせたままで縫い代の始末をしないこと。 2 刺繍(ししゅう)の一。直接布地に縫い取りしたもの。「花色繻子(はないろじゅす)に—の衣...