はん‐みょう【斑猫/斑蝥】
1 ハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は光沢があり、緑・紫・赤・青などの斑紋をもつ。日当たりのよい砂地や山間の小道に多く、人が歩くと先へと飛んでは止まることで知られる。みちおしえ。みちし...
バイオレット【violet】
1 スミレ。特に、ニオイスミレのこと。 2 すみれ色。濃紫色。 3 リキュールの一。紫色の甘口の酒。カクテルに用いる。 [補説]作品名別項。→バイオレット
ばいか‐つつじ【梅花躑躅】
ツツジ科の落葉低木。本州以西の山地に自生。葉は楕円形。初夏、葉の下に紫色の斑点のある白い花を開く。
ばくち‐の‐き【博打の木】
バラ科の常緑高木。関東以西の暖地に自生。樹皮は灰褐色で、うろこ状にはげ、あとが紅黄色になる。葉は大形の楕円形。9月ごろ、白い小花が群生して咲き、翌年初夏に楕円形の黒紫色の実が熟す。葉からとれる液...
ばっ‐かく【麦角】
麦角菌が麦類の穂に寄生してつくる菌核。長さ約1〜3センチの角(つの)状で表面は紫黒色。アルカロイドを含み有毒。陣痛促進・子宮止血剤に使用。
ばてい‐ら【馬蹄螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は円錐形で、殻高約5センチ、殻底は平ら。殻表は黒紫褐色で、縦肋(じゅうろく)が斜めに走る。房総半島以南に分布。食用。しったか。かじめだま。
バビアナ【(ラテン)Babiana】
アヤメ科の球根草。南アフリカ原産。高さ約30センチ。春に、赤・紫・白色などの花をつける。
バラモン‐じん【バラモン参】
キク科の二年草。南ヨーロッパの原産で、夏に紫色の花をつける。根はゴボウに似て、白い乳液を含む。牡蠣(かき)に似た香りがあり、食用とする。西洋ごぼう。むぎなでしこ。サルシフィー。オイスタープラント。
ばんどう‐たろう【坂東太郎】
《坂東にある第一の川、の意》利根川(とねがわ)の異称。筑紫(つくし)二郎(筑後川)・四国三郎(吉野川)と並称される。
《江戸で利根川の方向に生じるところから》夏の入道雲。
パッションフルーツ【passionfruit】
トケイソウ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は三つに深く裂けている。花はトケイソウに似て、白色。果実は球状で、紫色に熟し、多汁で芳香があり、生食のほかジュースにする。ブラジルの原産。くだものとけいそう。