クロトン【croton】
トウダイグサ科の常緑低木。熱帯アジア原産の観葉植物。葉は長楕円形や線形で、色も白・黄・赤・紫などさまざま。変葉木(へんようぼく)。
くろ‐ぶどう【黒葡萄】
1 果皮が黒紫色のブドウ。特に、赤葡萄酒の醸造に用いられるものについていう。→白葡萄 2 エビヅルまたはヤマブドウの別名。
くろ‐ぼたん【黒牡丹】
1 牡丹で、花が黒みがかった紫色のもの。 2 《中国、唐の富豪の劉訓が牡丹観賞に人を招いたときに、門に水牛を多くつないでおいたところ、人々がそれをさして、「劉氏の黒牡丹だ」と称したという故事から...
くろまめ‐の‐き【黒豆の木】
ツツジ科の落葉小低木。高山に生え、高さ0.5〜1.5メートル。葉は倒卵形。7月ごろ、壺状の紅がかった白色の花をつける。実は熟すと黒紫色になり、生食のほかジャムなどにする。浅間ぶどう。
クロム‐みょうばん【クロム明礬】
硫酸カリウムと硫酸クロムとの複塩。一般にカリウムクロム明礬KCr(SO4)2・12H2Oをさす。紫色の正八面体の結晶。媒染剤・皮なめし・めっきなどに用いる。
くろ‐も【黒藻】
1 トチカガミ科の多年草。池沼や河川にみられる沈水植物。長さ30〜60センチ、茎の節ごとに細い線形の濃緑色の葉を輪生する。雌雄異株。夏から秋、淡紫色の小花を水面に開く。 2 ナガマツモ科の褐藻。...
くろ‐ゆり【黒百合】
ユリ科の多年草。本州中部以北の高山に生え、茎は直立し高さ20〜30センチ。葉は4、5枚が数段に輪生する。夏、茎の先に暗紫色の花を一つ下向きに開く。《季 夏》「—の曇りを蔵す日なりけり/みどり女」
くわ【桑】
クワ科クワ属の落葉高木の総称。ヤマグワ・カラクワ・ロソウなどで、品種も多い。葉は卵形で先がとがり、切れ込みのあるものもある。雌雄異株が普通で、4月ごろ、淡黄緑色の小花が集まって咲く。実は複合果で...
クンツァイト【kunzite】
リチア輝石のうち、透明な紫色または桃色で宝石となるもの。名は、米国の宝石学者クンツにちなむ。
グラム‐せんしょく【グラム染色】
細菌の分類に用いられる染色法。石炭酸ゲンチアナ液やルゴール液で染色し、水またはアルコールで脱色してから、さらにサフランなどで染色する。最初の液が脱色されずに濃紫色に染まるものをグラム陽性菌、脱色...