すいじょう‐たい【錐状体】
網膜の視細胞の一。円錐状の突起をもつ細胞。昼行性の動物に特に多く、色彩を感じる物質を含む。円錐細胞。円錐体。錐体。錐細胞。錐状細胞。錐体細胞。→桿状体(かんじょうたい) [補説]ヒトの網膜には分...
すいせい
昭和60年(1985)8月に打ち上げられた彗星探査機PLANET-A(プラネットエー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA、宇宙航空研究開発機構)が開発。76年ぶりに回帰したハレー彗星に15万キロ...
すいぜんじ‐な【水前寺菜】
キク科の多年草。高さ30〜60センチ。葉は柔らかく、裏面は紫色。夏、黄赤色の頭状花を開く。東南アジア熱帯の原産で、葉を食用とする。名は、水前寺で栽培されたのにちなむ。はるたま。
すいそ‐ほうでんかん【水素放電管】
管内に微量の水素を封入した放電管。水素分子による連続スペクトルを広く可視部から紫外部にわたって放射するため、紫外部の吸収スペクトルを調べる光源として利用される。また、重水素を使用した重水素ランプ...
すい‐ば【酸葉】
タデ科の多年草。野原に生え、高さ50〜80センチ。葉は長楕円形で基部は矢じり形。雌雄異株。初夏、淡緑色または緑紫色の小花を多数つける。葉や茎に酸味がある。すかんぽ。すし。《季 春》「—噛(か)ん...
すい‐めい【水明】
澄んだ水が日や月の光で美しく輝いて見えること。「山紫—の地」
スイート‐ピー【sweet pea】
マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。高さ1〜2メートル。葉は羽状複葉で、最下部の一対の小葉のほかは、巻きひげになっている。葉のわきに大形の紅・桃・紫・白色などの蝶形花をつける。イタリアのシチリア島...
すえ‐つ‐かた【末つ方】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 月や季節などの終わりのころ。「秋の—、いともの心細くて」〈源・若紫〉 2 一続きの物事の終末の部分。終わりのほう。「ただ—をいささか弾き給ふ」〈源・横笛〉 3...
す‐おう【蘇芳/蘇方/蘇枋】
1 マメ科の落葉小低木。葉は厚くつやがあり、羽状複葉。春、黄色い5弁花を円錐状につけ、さや状の赤い実がなる。心材は赤色染料とする。インド・マレーの原産。すおうのき。 2 染め色の名。1の心材を煎...
すおう‐ばな【蘇芳花】
絵の具の一。蘇芳を煎じた汁から作った帯紅暗褐色の泥状物。水に溶かすと紫紅色を呈する。蘇芳泡。