たずね‐わ・ぶ【尋ね侘ぶ】
[動バ上二]さがしあてることができないで気落ちする。さがしあぐねる。「武蔵野は袖ひつばかりわけしかど若紫は—・びにき」〈後撰・雑二〉
たち‐あおい【立葵】
アオイ科の越年草。高さ約2メートル。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。花茎は長く、梅雨のころに、紅・白・紫色などの大きな花を下から上へ順に開く。観賞用。はなあおい。つゆあおい。からあおい。あおい。...
たち‐い・ず【立ち出づ】
[動ダ下二] 1 立って外へ出る。その場を去る。「ここなるこれかれ送りに—・でたれば」〈かげろふ・中〉 2 立って来る。出て来る。「かの小柴垣(こしばがき)のほどに—・で給ふ」〈源・若紫〉 3 ...
たち‐おく・れる【立(ち)後れる/立(ち)遅れる】
[動ラ下一][文]たちおく・る[ラ下二] 1 人より遅く立ち上がる。「相手力士に—・れる」 2 人よりおくれて物事に着手する。先を越される。また、遅くなって時機を失う。「選挙運動に—・れる」 3...
たち‐つぼすみれ【立壺菫】
スミレ科の多年草。有茎の代表種で、山地や路傍に最も普通にみられる。葉は先のとがった心臓形で、托葉は細く裂けている。春、淡紫色の花を横向きに開く。
たち‐わた・る【立ち渡る】
[動ラ四] 1 霧・雲などが、あたり一帯に広がる。「狭井河(さゐがは)よ雲—・り」〈記・中・歌謡〉 2 車や人などが一面に立ち並ぶ。「弦うち二十人…二なみに—・れり」〈紫式部日記〉 3 一方から...
たつなみ‐がい【立浪貝】
アメフラシ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。体長約20センチで緑褐色、体表に多くの小突起があり、触ると紫色の液を出す。貝殻は小さい三角形で、殻頂が曲がっている。本州中部以南に分布。
たつなみ‐そう【立浪草】
シソ科の多年草。野原や丘陵に生え、高さ20〜40センチ。茎に白い毛がある。夏、多数の紫色や白色の唇形花を穂状につける。《季 夏》
たづな‐ぞめ【手綱染(め)】
《馬の手綱に多くあるところから》白布に幅3センチくらいの斜めの筋を、紫・浅葱(あさぎ)・紅などでだんだらに染め出したもの。だんだら染め。
タニング‐ルーム【tanning room】
美容を目的に太陽灯で紫外線を当てて日焼けさせる施設。