さいぼうがい‐えき【細胞外液】
体液のうち細胞の外側にあるものをいう。間質液・血漿・リンパ・脳脊髄液などの総称。ナトリウムを多く含む。→細胞内液
さいぼうがい‐きしつ【細胞外基質】
生体を構成する体細胞の外側にある線維状や網目状の構造体。動物の場合、コラーゲン・ヒアルロン酸・プロテオグリカンなどが主な成分。細胞と細胞の間を満たし、生体組織を支持するだけでなく、細胞の増殖・分...
さいぼうがい‐しょうか【細胞外消化】
消化管内での消化。細胞内消化に対していう。
さいぼうがい‐しょうほう【細胞外小胞】
細胞外に放出される、脂質二重層で覆われた核をもたない粒子の総称。核酸・たんぱく質・脂質・各種代謝産物を含み、その産生機構から、エクソソーム、アポトーシス小胞、マイクロベシクルに分類される。
さいぼうがい‐マトリックス【細胞外マトリックス】
⇒細胞外基質
さいぼう‐がく【細胞学】
細胞の形態を生理・成長・分化・遺伝・進化との関連において研究する学問。
さいぼう‐ぎょうしゅうかい【細胞凝集塊】
細胞の微小なかたまり。ある特定の細胞が、数万個集まってできた直径0.5ミリメートル程度のかたまりを指す。再生医療の分野で、これらのかたまりを所定の位置に配置し、立体的な組織を作る研究が進められて...
さいぼうけんさ‐し【細胞検査士】
顕微鏡を使って悪性細胞(癌(がん)細胞)の有無を調べる技師。CT(cytotechnologist)。
さいぼう‐こうがく【細胞工学】
培養した細胞を用い、細胞融合やDNA注入などの人工的な操作をし、細胞に有用物質を生産させたり新品種を得たりする技術。
さいぼう‐こきゅう【細胞呼吸】
細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象。内呼吸。組織内呼吸。 [補説]酸素を必要とする好気呼吸と酸素を必要としない嫌気呼吸があり、好気...