カスタリア‐の‐いずみ【カスタリアの泉】
《Kastalia krini/Κασταλία κρήνη》ギリシャ中部、パルナソス山麓の古代都市デルフォイにあった霊泉。巫女(みこ)や神託に訪れた参拝者が身を清めたとされる。現在、石組みの遺...
カスナナン‐おうきゅう【カスナナン王宮】
《Kraton Kasunanan》インドネシア、ジャワ島中部の都市スラカルタ(ソロ)にある王宮。18世紀半ばに、マタラム王国の流れをくむパクブオノ2世が同地に遷都して建造された。コロニアル様式...
かすみ‐ぐみ【霞組】
障子・格子の組み方の一。横桟を互い違いに組んで、霞がたなびいたような形にしたもの。
カセグレン‐ぼうえんきょう【カセグレン望遠鏡】
《Cassegrain telescope》回転放物面の主鏡と、回転双曲面の副鏡とを組み合わせて、主鏡の中心に開けた孔から光を出して主鏡の直後に像を結ぶようにした望遠鏡。フランスの天文学者の名に...
カセット‐ブック【cassette book】
カセットテープと活字(ブック)を組み合わせた形式の出版物。→カセット文庫
かそう‐きおく【仮想記憶】
《virtual memory》コンピューターで、ハードディスクなど大容量の補助記憶装置を用いて、主記憶装置が拡大されたのと同様の効果を得る仕組み。主記憶装置の容量が足りない場合でも、仮想記憶を...
かそくど‐げんり【加速度原理】
投資水準決定に関する経済理論。資本設備と国民所得との間に一定の比率関係が存在すると想定し、消費の増加が資本財に対する需要を呼び起こす波及関係を説明する。1917年にJ=M=クラークによって体系化...
かた‐おり【固織(り)】
織物の紋を浮かさないで、縦糸と横糸とを組み合わせて織ること。また、その織物。⇔浮き織り。
かたつき‐ルビ【肩付(き)ルビ】
ルビの付け方の一種。縦組みにした親文字(ルビを付ける文字)と上をそろえたルビの付け方。文字の右肩からルビを始めるやり方。横組みでは用いない。→中付きルビ
かた‐て【片手】
1 片方の手。隻手(せきしゅ)。 2 相対するものの一方。「舞台の—」 3 一組みのものの片方。また、一方にだけあること。「手袋の—」 4 《片手の指の数から》「五〇」「五万」など、五のつく数を...