けいけんてき‐がいねん【経験的概念】
経験を通して得られる概念。
けいけんてきたちばからのしんりがく【経験的立場からの心理学】
《原題、(ドイツ)Psychologie vom empirischen Standpunkt》ドイツの哲学者フランツ=ブレンターノの著作。1874年刊行。
けいけんてき‐ほうそく【経験的法則】
1 経験的な個別事象から帰納によって得られた法則。 2 因果関係は明確ではないが、経験上そのようだというだけの法則。
けいけんのうた【経験の歌】
《原題Songs of Experience》ブレークによる詩画集。1789年に刊行された「無垢の歌」との合本「無垢と経験の歌」として1794年に刊行。合本の形でのみ存在し、単独の作品集はない。
けいけん‐ひはんろん【経験批判論】
ドイツの哲学者アベナリウスとその一派の認識論学説。認識の根拠を個人的要素を排除した純粋経験に求め、そこでは主観と客観、意識と存在の対立などが見いだされないとした。一種の主観的観念論。
けいけん‐ろん【経験論】
1 哲学で、認識の源泉をもっぱら経験に求める立場。F=ベーコン・ロック・バークリー・ヒュームなど、17〜18世紀のイギリス経験論が代表的。経験主義。 2 実際に経験したことに基づく考え方。