ふ【経】
[動ハ下二]「へ(経)る」の文語形。
ふ‐ぎん【諷経】
《「ぎん(経)」は唐音》声をそろえて経を読みあげること。禅宗では、仏前での勤行(ごんぎょう)をいう。⇔看経(かんきん)。
ふく‐こうかんしんけい【副交感神経】
自律神経の一。脳部および仙骨部から発し、大部分は迷走神経で、伝達物質としてアセチルコリンを分泌する。交感神経系と拮抗(きっこう)的に働き、心臓に対しては抑制、胃腸に対しては促進の作用をする。
ふく‐しんけい【副神経】
脳神経の一。首を動かす筋肉の一部に分布する運動性神経。一部は迷走神経に混入し、名は、迷走神経に付属すると考えられたことによる。第十一脳神経。
ふせないきょう【無布施経/布施無経】
狂言。僧が布施を出し忘れた檀家(だんか)へ、袈裟(けさ)を忘れたと言って戻ってくるが、施主が布施を僧の懐へ入れると、懐から袈裟が落ちる。
ふだん‐ぎょう【不断経】
毎日、絶え間なく経を読むこと。また、死者の冥福追善などのために、一定の期間、昼夜間断なく大般若経(だいはんにゃきょう)・最勝王経・法華経などを読みあげること。不断の読経。「—の暁方(あかつきがた...
ぶっ‐きょう【仏経】
仏教の経典。経文。経。
ぶつみょう‐きょう【仏名経】
仏教経典。12巻。菩提流支訳。三世十方の諸仏の名号を列挙したもの。仏名会で読誦されたが、のちに三千仏名経が代わって用いられる。同名の経典は他にも多数ある。
ぶもおんじゅうきょう【父母恩重経】
1巻。偽経とされる書。数種の異本があり、父母の恩の広大なことを儒教的に説き報恩を勧めたもの。
ぶんぴつ‐しんけい【分泌神経】
腺細胞(分泌細胞)に刺激を与え、分泌を起こさせる神経。