ひとつぶ‐の‐むぎ【一粒の麦】
《新約聖書「ヨハネ伝」第12章、一粒の麦は地に落ちることによって無数の実を結ぶと説いたキリストの言葉から》人を幸福にするためにみずからを犠牲にする人。また、その行為。
ひ‐の‐き【檜/檜木】
ヒノキ科の常緑高木。山地に自生するが、多くは植林。高さ30〜40メートル。樹皮は赤褐色で縦に裂け、小枝に鱗片(りんぺん)状の葉が密に対生する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、球形の実を結ぶ。材は淡...
ひのきば‐やどりぎ【檜葉宿木】
ビャクダン科の半寄生性の常緑低木。ヒサカキ・モチノキ・ツバキなどの樹上に生え、高さ約10センチ。幹は節が多く、鱗片(りんぺん)状の葉がつく。4〜8月、黄緑色の雌花と雄花とがつき、橙黄色の楕円形の...
ヒマラヤ‐すぎ【ヒマラヤ杉】
マツ科の常緑高木。幹は直立し、枝は横に広がり、樹形は円錐形をなす。樹皮は灰褐色で、割れてはげる。葉は針状。秋に雄花と雌花とをつけ、翌年秋に長卵形の実を結ぶ。ヒマラヤの原産で、日本には明治初期に渡...
ひも【紐】
1 物をしばったり束ねたりするのに用いる細長いもの。ふつう、糸より太く、綱より細いものにいう。布・麻・化学繊維・紙・革などで作る。ひぼ。「羽織の—を結ぶ」「小包の—を解く」 2 物事を背後から支...
ひものお‐の【紐の緒の】
[枕]一方の輪に他を入れて紐を結ぶ意から、「入る」「いつがる」にかかる。「何故か思はずあらむ—心に入りて恋しきものを」〈万・二九七七〉
ひやみず‐とうげ【冷水峠】
福岡県中西部、飯塚市と筑紫野(ちくしの)市の境にある峠。標高283メートル。筑豊と筑後を結ぶ交通の要衝で、江戸時代には長崎街道の難所として知られた。現在は国道200号が旧峠より約400メートル南...
ヒート‐アイランド【heat island】
都市部が周辺域より高い温度になっている現象。等温線を結ぶと、島状になるのでいう。放出される人工熱や地表がコンクリートで覆われたことなどによる。風の弱い晴れた夜に顕著になる。熱の島。
ビクトリアフォールズ‐ばし【ビクトリアフォールズ橋】
《Victoria Falls Bridge》アフリカ南部、ザンベジ川に架かる橋。ビクトリア滝の下流側に架かる鋼鉄のアーチ橋でザンビアとジンバブエを結ぶ。長さ250メートル。1905年に建造。
ビスカヤ‐ばし【ビスカヤ橋】
《Puente de Vizcaya》スペイン北部、バスク州の都市ビルバオ郊外にある橋。ビスケー湾に注ぐネルビオン川(イバイザバル川)に架かり、ポルトゥガレテとゲチョの町を結ぶ。橋に吊り下げられ...