いしょう‐にんぎょう【衣装人形】
衣装をつけた人形。主に江戸時代に作られたもので、俳優・遊女などをかたどった。押し絵のものと木彫りの人形に衣装を着せたものとがある。浮世人形。着付け人形。
いじ・ける
[動カ下一] 1 恐怖や寒さなどで、ちぢこまって元気がなくなる。「空腹でからだが—・ける」 2 ひねくれて、すなおでなくなる。すねたようすをする。「—・けた性格」「—・けた態度」 3 伸び伸びと...
いずみ【泉】
《原題、(フランス)La Source》アングルの絵画。カンバスに油彩。縦163センチ、横80センチ。泉の擬人像である女性が水瓶から水を注ぐ姿を描いた作品。新古典主義絵画における裸婦像の傑作の一...
イソホものがたり【伊曽保物語】
《原題Esopo no Fabulas》「イソップ物語」をポルトガル語から室町末期の口語に訳し、ローマ字で表記、刊行した本。70話。宣教師ハビアン訳。文禄2年(1593)、天草で出版。天草本伊...
いた‐え【板絵】
木の板に描いた絵画。西洋中世の祭壇画、東洋の厨子(ずし)扉絵など。
いた‐すずり【板硯】
蒔絵(まきえ)などを施した板に料紙を挟み、上に硯をのせ、ひもで結んだもの。床棚(とこだな)の飾りとする。板文庫。
いたずら‐がき【悪戯書(き)】
1 書くべきではない所に文字や絵を書くこと。また、その書いたもの。 2 戯れの気持ちで文字や絵を書くこと。また、その書いたもの。
いたましきうで【傷ましき腕】
洋画家・彫刻家の岡本太郎による油絵作品。パリ留学中の昭和11年(1936)に制作。ブルトンに評価され、昭和13年(1938)には国際シュルレアリスム展に出品。昭和16年(1941)の二科展に出品...
いため‐もくはん【板目木版】
板目彫りの木版。また、その印刷物。版木としてサクラ・ホオ・カツラ・ナシなどを使う。浮世絵など。→木口(こぐち)木版
いち‐じ【一字】
1 一つの文字。 2 《一文銭(いちもんせん)の表面に文字が四つあるところから》1文の4分の1。2分5厘。〈書言字考節用集〉 3 (「一銭一字」「一文一字」などの形で)わずかな銭(ぜに)1文を強...