ぜつめつ‐すんぜん【絶滅寸前】
IUCN(国際自然保護連合)の1994年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。絶滅の危険性は絶滅危機よりも高く、野生絶滅より低い。略号はCE(Critically Endangere...
ぜつ‐りん【絶倫】
[名・形動]技量などが、なみはずれてすぐれていること。また、そのさま。抜群。「精力—」「膂力(りょりょく)—にして」〈竜渓・経国美談〉
ぜつ‐るい【絶類】
[名・形動]他に類を見ないほどすぐれていること。また、そのさま。抜群。「我等が頼む此寺の塔も—抜群にて」〈露伴・五重塔〉
たえ‐い・る【絶え入る】
[動ラ五(四)] 1 息が絶えて死ぬ。「—・るような声」 2 気絶する。「童神子(わらはみこ)、夜半ばかりにはかに—・りにけり」〈平家・一〉
たえ‐こも・る【絶え籠もる】
[動ラ四]世間との交渉を絶って引きこもる。「かく—・りぬる野山の末にも」〈源・橋姫〉
たえ・す【絶えす】
[動サ変]絶えるようになる。なくなる。尽きてしまう。「かがり火にたちそふ恋の煙こそ世には—・せぬほのほなりけれ」〈源・篝火〉
[動サ四]絶えるようにする。たやす。「花を摘み、香(かう)を—・...
たえ‐ず【絶えず】
[副]とぎれることなく、引き続き行われているさま。間断なく。いつも。「—水が湧(わ)き出ている」
たえ‐だえ【絶え絶え】
[名・形動] 1 今にもとぎれそうでいながら、やっと続いていること。また、そのさま。「息も—な(の)ようす」「蚊遣の煙の—になったのを見て」〈鴎外・蛇〉 2 続かずにきれぎれになること。とぎれ...
たえ‐て【絶えて】
[副] 1 ある事柄がとだえて長い時間がたったさま。その後ずっと。「卒業以来—久しい御無沙汰である」 2 あとに打消しの語を伴って、否定の意を強める語。全然。一向に。「そのような事件は—聞いたこ...
たえ‐は・てる【絶え果てる】
[動タ下一][文]たえは・つ[タ下二] 1 全く絶えてしまう。すっかりなくなってしまう。「人通りが—・てる」「望みが—・てる」 2 息が絶えてしまう。死んでしまう。「遠い異国で—・てる」