絹(きぬ)を裂(さ)くよう
《絹の布を裂くときに、高く鋭い音が出るところから》非常にかん高く鋭い声のたとえ。多く女性についていう。「—な悲鳴」
きん‐がい【絹垣/錦蓋】
伊勢神宮の遷宮のとき、御神体をおおう絹の布。
けん【絹】
[音]ケン(呉)(漢) [訓]きぬ [学習漢字]6年 〈ケン〉きぬ。「絹糸・絹布/正絹・人絹・素絹」
〈きぬ(ぎぬ)〉「絹糸・絹地・絹織物/薄絹・生絹(きぎぬ)」 [難読]生絹(すずし)・紅...
けん‐うん【巻雲/絹雲】
十種雲形(雲級)の一。繊維状に散らばった白い雲。ふつう5〜13キロの高さに現れる氷晶の集まり。略号はCi。筋雲(すじぐも)。→雲級
けん‐し【絹糸】
1 きぬいと。「人造—」 2 生糸を精練して撚糸(ねんし)にしたもの。
けんし‐こうたく【絹糸光沢】
絹糸がもつ光沢。また、繊維状の鉱物に多くみられる、絹糸のような光沢。
けんし‐せん【絹糸腺】
チョウ・ガなどの幼虫がもつ分泌腺(ぶんぴつせん)。分泌物が空気に触れると絹糸になり、繭の材料となる。カイコガによく発達する。きぬいとせん。
けんし‐ぼうせき【絹糸紡績】
くず繭・くず生糸などを原料として糸をつくること。絹紡。
けんせき‐うん【巻積雲/絹積雲】
十種雲形(雲級)の一。白い小さな雲塊が集まっているもの。氷晶の集まりで、ふつう5〜13キロの高さに現れる。略号はCc。鱗雲(うろこぐも)。鯖雲(さばぐも)。鰯雲(いわしぐも)。→雲級
けんそう‐うん【巻層雲/絹層雲】
十種雲形(雲級)の一。薄いベール状の白い雲。氷晶の集まりで、ふつう5〜13キロの高さに現れる。太陽や月にかかると暈(かさ)を生じることが多い。略号はCs。薄雲。→雲級